【文スト】呉越同舟の「魔女の棺」【CoCリプレイ】ハウスルール説明
ここでは、今回の動画『 【文スト】呉越同舟の「魔女の棺」【CoCリプレイ】 』に出てくるハウスルールについてだけ説明させて頂きます。
本来のクトゥルフ神話TRPGのルールについては、ルールブックの方をご参照ください。
見直しは何度も致しますが何か抜けていた場合、ご指摘頂ければ幸いです。 (以降、今回のセッションを行った卓について『拙卓』と呼ばせて頂きます)
■システム
<クリティカル/ファンブル> クリティカル=1~5 ファンブル=96~100 スペシャルは使わない。
1、100が出た場合は本来のクリティカルやファンブルの値の時よりも大きなことが起きるものとする。
<切り捨て>
数値が割り切れなかった場合、全て切り捨てになる。
<ダメージボーナス> 値はルールブックに準拠する。ダイスを振る前に宣言をしている場合、
能動側はダメージボーナスを0として攻撃を加えることが出来るものとする。
然し、能動側が発狂中など身体が上手くコントロール出来ない、または理性の無い状態である場合
このシステムを使用することは出来ない。
(幾ら筋力の強い人間でも手加減を出来ないということは無いのではないかと考えた為)
<発狂解除>
発狂状態を解除する為に必要なのは<精神分析>だが、冷静にさせる為の手段として拙卓では“ダメージを与える”こともその一つとしている。<精神分析>で解いた時のようにSAN値回復は無く、ダメージも入り、まず攻撃技能を成功させるところから始まるので確実性は無い。だが、誰かが即座に止めなければならないような危険な発狂状態となり、<精神分析>も成功しない場合拙卓では使用されている。
(張り手などの衝撃が気付けとなることもあるのではないかと考えた為)
■技能
<応急手当>
1回成功につき能動側は 1d3 のHPを回復できる。
ファンブルでHPが減った場合は、ペナルティとして本人はファンブルで負った傷を<応急手当>で癒すことが出来ない。他PLなど、自分以外の者からの治療を受けることは可能とする。
<言語> 全ての言語の初期値は1とする。(英語も同じ)
ただし、6%所持していた場合は小学生レベルの言葉ならダイスを振らずとも扱えるものとする。
小学生レベルとは、それこそ低学年の時にALT教師と勉強したような挨拶や基本的な会話のことだ。
何か単語を知っている場合はあるかもしれないが、複雑な会話は出来ない。
例:君は誰、どこに住んでいるの?私は~~。これは~~。
(60%持っていれば仕事にできる世の中を考えた結果、小学生レベルは10分の1だという結論に達した為)
■戦闘
<出目> 戦闘中、攻撃や回避の際にクリティカル、ファンブルを出した場合の主な効果について下記に記す。
能動側(攻撃)のクリティカル → 受動側を回避不可にさせるか、ダメージを2倍にするかを選べる。
能動側(攻撃)の1クリティカル → 受動側を回避不可にさせた上でのダメージ2倍。 受動側(回避)のクリティカル → 避けた上で好きな技能でのカウンター攻撃。技能のダイスは振る。相手は回避可能。
受動側(回避)の1クリティカル → 避けた上で好きな技能でのカウンター攻撃、技能のダイスは振るが相手は回避不可。 状況によってKPが決めるものに従うが、拙卓ではPLは基本これに倣うものとする。
<回避数> クトゥルフ神話TRPGでは、<回避>は1ラウンドに1回しか行えない。 然し、拙卓では「複数の敵に囲まれた際に蹂躙されるしか無い」との声が出た為<回避>を1体の敵につき1度ずつ行えるものとした。
また、このルールは敵側にも適用される。
例:~1R~ 敵1の攻撃 → Aが回避行動 、 敵2の攻撃 → Aが回避行動 ~1R~ Aの攻撃 → 敵1が回避行動 、 Bの攻撃 → 敵1が回避行動
<回避集中>
戦闘中に自分のターンで回避集中を宣言した場合、宣言したラウンド内のみ<回避>に+10の補正を得る。ただし、そのターンは回避に集中しているので別の行動をすることが出来ない。
■持ち物
<応急キット> セッション前の持ち物を決める際に入れておいた場合、持ち歩くことが出来る。
持てる上限は3個まで、宣言することで<応急手当>1回につき1つが使用される。
効果は<応急手当>技能に+10%の補正がつく。『応急キット』を持っていなくても<応急手当>技能は使えるものとする。服を破いて巻いたり、周りにある物を駆使して原始的に頑張っているのだろう。
(<応急手当>を取得して来ないPLの為にKPが与えてくれたサービスルール)